こころとのぞみ

創業・創立者の訓え
和を以って貴しと為す

継承者の願い(創業創立35周年の願い)
 「
ふりかえる おもいやり さしのべる はげまし ともにあゆむ よろこび

創業の地に設置された「和」。製作者 弓場裕史氏(彫刻家)

創業の地に設置された「和」
考案者 上田裕巳
(名誉理事長(前理事長))
製作者 弓場裕史氏(彫刻家)

昭和21年12月25日、第二次世界大戦後の荒廃と混乱した環境と状況のなか創業者 故 上田政治が社会的弱者であった母子家庭の母と子の自立を目指して自宅の片隅に小さな作業場を設置、作業を開始したのが出発とされています。

昭和22年2月22日 中宮寺門跡一条尊昭尼を理事長に推戴し上田政治氏が常務理事となって、「奈良社会福祉院」を設立、登記。本格的に民間社会福祉事業を進めました。
その後、雨露をしのぐ母子寮を、更に乳幼児の保護育成に保育所を、又高齢者の憩いと生きがいの場づくりを願いに老人ホームを更に障害を負った人々の自立支援にもと作業所を設置するなど理想的な福祉の郷づくりを目指し地域に根差した総合的な民間社会福祉事業を推進してまいりました。

今、生後57日目産休あけ乳幼児から100歳を超える高齢者まで、なかには心身に障害を背負った人々、生活に困窮する人々など2,000名を超える人々がともに育ち、学び、ともに働き、ともにいきいきとして生きていこうと集い合っています。又その励まし手、支え手、導き手となって従事する約500名の役職員、支援者等がスクラム組んで熱心に且つ誠実に人々の健康と幸福を高めるために日夜とりくんでいる姿があります。

「一人一心一力一業」の決意と「感謝と奉仕」をモットーに、より明るく、暖かで、確かな福祉の灯をともしつづけようと希望し歩みを進めているのです。
一例ですが、そのなかで5年毎に取り組みを一層明瞭に且つ自ら鼓舞する創業創立記念アピールを掲げました。

同じく「絆」です

同じく「絆」です

創業創立40周年のキャッチフレーズは「明日への真愛のメッセージ」であり、
創業創立45周年には「
明るく 楽しく いきいきと ともどもに」をアピールし、
創業創立50周年は「
おおいなる自然、はるかなる歴史のなか、福祉文化の伝承と想像を!」’ドリーム福祉’ を掲げ
更に創業創立55周年には
多種、多様なニーズに高品質なサーヴィスで多機能で応えよう!」を掲げ「HQ賞」(ハイクオリティ)を設置しました。
創業創立60周年のアピールは地域とともに、「
地域に生まれ、地域に育まれ、地域に根ざし、地域に貢献」であります。
更に創業創立65周年のアピールは自然とともに生きる、
大いなる自然の一員として“共生、共存、共栄”をはかっていく
具体的には”一草一花一木”を植え育てる小さな森づくり運動や園の花、園の木等選定する。等々具体的な取組を一層積極的に且つ継続的に行っていきます。

地域社会に根づき育まれつつ 小さいながらも 福祉文化の広場(拠点)として、又安全と安心の施設づくりを目指し、受信基地のみならず、発信基地としてもより地域に貢献していく積極的な姿勢と行動でこれからも成長していきたいと思います。

その様な思いの中で創業・創立70周年のアピールは、改めて
広く深い「和」の心を敬い慈しむ愛の「絆」で育むであります。今日をいきいきと生き、明日も又、更に未来を生きぬく子ども達に正しく確かなメッセージを伝え続けていくその責任を喜びとして、「福祉」=「幸福」の道を一歩一歩拓き進んでいく事に変わりはありません。

改めてご指導、ご支援宜敷くお願い申し上げます。

社会福祉法人 奈良社会福祉院
名誉理事長   上田 裕巳
理事長   上田 玲子

法人旗

「緑なす大地に 生まれ 育てられ 平和と自由を 大切に 燃えるような 情熱で」

民間社会福祉事業の灯を明かるく、そして、いつまでも高らかに掲げてともに歩んでいこうというねがいが込められている。

は法人の色

赤く燃えて真直ぐに屹立する吉野杉(戦後の復興の象徴ともいえる)は勇気ある愛の人を、その(活動)を表し、更に施設・事業所を拠点にして、これからも八方に広がり、伸びていく様子を表すものである。
遊び、学び、働き、憩いつつ明日に向かってイキイキと生活する人々とその拠点としての施設が、福祉文化の薫り豊かに成長し続けることを願っている。
尚、N・S・W・Cは、Nara Social Welfare Center の略である。

作画・考案 上田 カンナ 相見 千呂
制定日 昭和57年12月25日(法人創業35周年記念日)
掲掲日 昭和57年12月19日(ファミリーシアター’82開催日)

法人のシンボルカラー紹介  

-とんがり帽子に思いを込めて-

大いなる自然(故郷)に包まれて 施設とともに生き愛と夢を育む

大いなる自然のなか、伝統を継承しつつ、
新しい福祉文化を創造していく一人一人が、同志、仲間が、使命感を持って情熱的に伸びゆくなかで
未来に夢と希望と憧れを描く。

は土台となる自然、広場、大地、平和、平等をイメージし、その願いは、「自然を大切にする」「大地に感謝」を意味する。

は未来、希望、自由をイメージし、その願いは、「生きていることに感謝し、創造力たくましく、想像性豊かに、新しい未来を拓いてほしい」を意味する。

は情熱、博愛、人をイメージし、その願いは、「集い合う幼子から高齢者、障害を持たれた方、母子、そして従事者や関係者が集い合い、明るく、楽しく、元気いっぱい生き、人を大切にする」を意味する。

-発案 上田裕巳名誉理事長-

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